No.5 ゾディアック デヴィッド・フィンチャー

長い映画だった。事実に基づいた映画なので出来事が多く、シーンが次々に過ぎていくので内容を追うのが少々大変かもしれない。まあ、細かいことは映画で伝えるべきことではなく、おおまかな筋さえ分かっており、監督の伝えたいことがしっかりと理解できれば大丈夫だろう。ただ事実に基づいた映画だけにあっとするような終わり方でもなく、好みが分かれるところかもしれない。それから冒頭部の音楽もそうだが、連続殺人事件を扱う映画にしては、状況に合わない音楽が流れるシーンも結構あって少々疑問が残るところであった。(対位法という程でもないし、何か当時の文化を再現するためのものだったのかもしれない

余談だが、ザ・ゲームが彼の作品だとついさっき知って驚くと同時に納得した。彼の作品は残り、セブン、ベンジャミン・バトン数奇な人生、ソーシャルネットワークドラゴン・タトゥーの女、なので早く見てしまいたい。