No.14 俺たちに明日はない(新・午前十時の映画祭:町山智浩氏の講演)

22日に日本橋で行われた町山氏の講演会に行ってきた。四時半から俺たちに明日はないの上映を行った後休憩をはさみ、六時四五分から約二時間の作品解説という形であった。映画についての細かい感想は別の所で書くとして、ここでは解説講義部分について感想をメモ程度に書こうと思う。今回初めて町山さんを間近で見ることになったわけだが、映画について楽しそうに語る姿がここでも見られて、町山さんが前にいる事はあまり意識することなく、むしろいつもの解説の一つとしてすんなりと聞くことが出来た気がする。二時間もの間休むことなしにひっきりなしにしゃべり続けていたが、話は面白くあっという間に終わりの時間になっていた。さすがに終わった時には少々疲れたが。解説内容についてはさすがの情報量で、映画のあのシーンはこんな理由があったのかという納得の連続だった。いつも思うのだが自分もあんなふうに映画について語ってみたいし、そのために必要な映画を観る目を養っていきたいものだ。最後には映画を見るときの歴史的背景が大切であり、本当に楽しむためにはこの部分を欠かしてはいけないということを強く仰っていて、これからの映画鑑賞時にはこのことを普段よりも意識して見ていこうと思った。あまり深く考えず書きなぐったので文章的におかしいかもしれないがひとまずこのままにしておく。