2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

視覚文化「超」講義 石岡良治著

映画理論の最先端として期待して買ったこの本であったが、正直なところ期待外れというほかがない。本人はうまくまとめたつもりだろうが、全5回の講義もまとまりがなく、論旨があちこちに飛んでいて非常に没入しにくい本であった。これは注釈の関係性の薄さ…

No.15 キラー・エリート

純粋なアクション映画は久しぶりかな 頭空っぽにして見れるのでたまには悪くないとは思う。

No.14 俺たちに明日はない(新・午前十時の映画祭:町山智浩氏の講演)

22日に日本橋で行われた町山氏の講演会に行ってきた。四時半から俺たちに明日はないの上映を行った後休憩をはさみ、六時四五分から約二時間の作品解説という形であった。映画についての細かい感想は別の所で書くとして、ここでは解説講義部分について感想…

進化とはなんだろうか 長谷川眞理子著

ようやく読書する余裕が生まれたので早速、ゆっくりと半日をかけて本書を読んだ。この方の名前は知っていたので興味があったがとにかく時間がなかったので今回読むことが出来て少しは文化的な生活に戻ってきたかなという感じである。 内容はタイトルどおりに…

No.13 パーフェクトブルー 今敏

No.12 東京ゴッドファーザーズ 今敏

ここ数年で見た映画の中でも、かなり良い映画であることは疑いようもない。人間ドラマを描いた映画というのは正統派であって、うまくはまるととてつもない効果をもたらすのだということが改めて確認できた。もちろん複雑に絡まった人間関係を描いているだけ…