2015-01-01から1年間の記事一覧

No.21 ニュー・シネマ・パラダイス ジュゼッペ・トルナトーレ監督

映画評論家の端くれとして、映画を観たら批評を書くという事をテーマにしてこれまでやってきたが、こういうタイプの映画は自分が語ることで、映画に対して持っている感情が損なわれてしまうように感じられるので、あまり多くを語らないほうが良いのかもしれ…

中間報告

「群論への30講」を半分くらい読み終えた。今まで読んできた数学書の中では飛びぬけて分かりやすい。この本で分からないことがあるならば数学をやってはいけないといったぐらいの丁寧さでもって書かれている。入門書の入門書といった本なのでサクッと終わ…

No.20 ドリームハウス

ストーリーには関係ないけど、ダニエルクレイグのムキムキの身体は、病院に長いこといた中年役のそれではありませんね。

線型代数

一通り復習が終わった。細かいところなどを確認するために、あと2周回そう。

No.19 ゴーストバスターズ

批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義 廣野由美子著

一言で言えば、面白いけれどもただ漠然と読んでいるだけでは何も身につかない本、だと思う。間違えないでほしいのだが、この本を悪く言うつもりはなく、それどころか素晴らしい本であるといえるだろう。ではなぜ上のような評価になるかというと、作者が具体…

解析入門Ⅰ

第一章を読みました。当然だけど細かいところを気にして読み進めたら予定よりも大幅に遅れてしまった。しかし前に読んだ時よりは理解力が上がっている気がする。さあ、どんどん進んでいこう。

フランケンシュタイン シェリー

批評理論入門に入る前に、この本で題材とされているフランケンシュタインの小説を読んだ。正直なところ期待以上に面白く、そして読みやすい物語であった。むろんフランケンシュタインの名を聞いたときには小説よりは映画のイメージのほうが強く喚起されるで…

No.18 マネーボール ベネット・ミラー

半分眠りながら見た。そこまで面白くなかったように思える。ただ、安易なメロドラマに頼ることなく球団経営の本質を突いていた点は特徴的か。

1冊でわかる 文学理論 ジョナサン・カラー

200ページほどで文学理論の概観を述べている。全体的に分かりやすく入門書としては非常に良かった。ただ部分部分の言説で分からないところがあったため、他の文学理論の本をある程度読んでから、またこの本に立ち返ってみたいと思う。次の本は批評理論入…

No.17 さらば、愛の言葉よ

途中で寝てしまうという痛恨のミスを犯してしまい、後半の細かい描写があまり頭に浮かんでこないが、それなりに解釈をつけて自己満足にいたらなければならない。

No.16 アメリカン・スナイパー クリント・イーストウッド

気になった点が4点あったのでメモしておく。聖書・子供の殺害シーン・砂嵐を用いた戦闘シーン・映画のラスト(スタッフロール含む)である。物語の流れは普通の映画の流れであって、別段新しいことは無かったが、これが史実に基づいていることに注意。つま…

視覚文化「超」講義 石岡良治著

映画理論の最先端として期待して買ったこの本であったが、正直なところ期待外れというほかがない。本人はうまくまとめたつもりだろうが、全5回の講義もまとまりがなく、論旨があちこちに飛んでいて非常に没入しにくい本であった。これは注釈の関係性の薄さ…

No.15 キラー・エリート

純粋なアクション映画は久しぶりかな 頭空っぽにして見れるのでたまには悪くないとは思う。

No.14 俺たちに明日はない(新・午前十時の映画祭:町山智浩氏の講演)

22日に日本橋で行われた町山氏の講演会に行ってきた。四時半から俺たちに明日はないの上映を行った後休憩をはさみ、六時四五分から約二時間の作品解説という形であった。映画についての細かい感想は別の所で書くとして、ここでは解説講義部分について感想…

進化とはなんだろうか 長谷川眞理子著

ようやく読書する余裕が生まれたので早速、ゆっくりと半日をかけて本書を読んだ。この方の名前は知っていたので興味があったがとにかく時間がなかったので今回読むことが出来て少しは文化的な生活に戻ってきたかなという感じである。 内容はタイトルどおりに…

No.13 パーフェクトブルー 今敏

No.12 東京ゴッドファーザーズ 今敏

ここ数年で見た映画の中でも、かなり良い映画であることは疑いようもない。人間ドラマを描いた映画というのは正統派であって、うまくはまるととてつもない効果をもたらすのだということが改めて確認できた。もちろん複雑に絡まった人間関係を描いているだけ…

No.11 グランド・ブダペスト・ホテル ウェス・アンダーソン

とても綺麗な映画だったし、ドラメディとしても出来が良かった。

No.9 セブン No.10 ドラゴンタトゥーの女 デヴィッド・フィンチャー

No.8 千年女優 今敏

感想は後ほど時間のあるときに。

No.7 パプリカ 今敏

夢と現実のお話。この作品をヒントに様々なアイデアが浮かんでくるような映画だった。

No.6 ソーシャルネットワーク デヴィッド・フィンチャー

No.5 ゾディアック デヴィッド・フィンチャー

長い映画だった。事実に基づいた映画なので出来事が多く、シーンが次々に過ぎていくので内容を追うのが少々大変かもしれない。まあ、細かいことは映画で伝えるべきことではなく、おおまかな筋さえ分かっており、監督の伝えたいことがしっかりと理解できれば…

No.4 野良犬 黒澤明

三船が若い頃の作品だったので、最初誰だか分からないほどだった。戦後の街はとても活気にあふれていた事が分かる。映画を観る理由の一つなのだが、当時の風俗を知ることが出来るというのは、他には中々手段が無いので映画の専売特許かもしれ無い。

武器よさらば ヘミングウェイ著

読了。昨日までに読み切る予定であったが、少々長引いた。原稿が間に合えばよいが。 さて、上の最後のところにも書いてあったように、テンポの良い会話部分と細かな地の文の交互使用によってこの作品は成り立っている。一度集中し始めたらあっという間に読み…

No.3 用心棒 黒澤明

鑑賞終了。やはり三船敏郎はかっこいい。話の筋も分かりやすく、飽きさせない程度に笑いも入っているので、非常に観やすく時間を忘れて見入ってしまう。静と動がはっきりとしているというか、主人公が中心となって物語を静的にしっかりと進ませ(時に動的な…

2015 抱負

①学問:「学問 危うし 全力を尽くせ」。年始のおみくじでこう出てしまったからには、本気で取り組むことにしよう。 ②映画:前述のとおり。一月に5本、できれば映画館で。 ③資格:気象予報士とアクチュアリー? ④趣味:バイク、執筆←人文と物語、競馬等 こん…

No.1 ゴーン・ガール デヴィット・フィンチャー監督

2015年の抱負の一つ、映画を年間50本見る事に従ってさっそく元日に映画館へ。 細かい内容はここでは省略するが、終わり方は非常に自分好みで、ファイトクラブのようなバッドエンドであった。個人的にはこういう絶望的な終わり方をしたほうが記憶に残り…

老人と海 ヘミングウェイ著

帰省中に読了。短いのですぐ読める。ヘミングウェイの他の作品も読まねば